当院の小臼歯CAD/CAM冠について簡単にご案内します。治療をお考えの方は参考としてご覧ください。
こうして作るCAD/CAM冠製作の流れ
採取した歯型などのアナログデータをコンピューターに取り込み、製作する人工歯を専用ソフトで設計(CAD)します。
設計データをオンライン上のミリングマシン(CAM:切削装置)に送信します。
ミリングマシンに人工歯の素材となるハイブリッドレジンブロックをセットします。
設計データを元にミリングマシンで自動成形します。
キズ取り、艶出し研磨をしてCAD/CAM冠の製作完了です。
CAD/CAMはComputer aided design/Computer aided manufacturingの略です。
このような工程で製作するのでCAD/CAM冠と呼ばれています。
私たちのお口の中には小臼歯と呼ばれるはは上下左右あわせて計8本あります。現在の保険制度ではこの8本の小臼歯のみハイブリッドレジンCAD/CAM冠が認められています。
CAD/CAM用ハイブリッドレジンはあらかじめ製造業者(※)が適切な工程管理の下で十分に重合硬化させたブロック体で気泡混入等のない均一で高品質な材料です。
※当院のCAD/CAM用ハイブリッドレジンは山本貴金属(株)の製品です。
通常の歯科材を使用した保険診療と比較して、強度と耐久性に優れた審美的な治療が可能で、保険を適用してノンメタル治療をできることは嬉しいところです。
■ 特性をもう少し詳しく見るOPEN
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タクリル酸系モノマーを基質に各種フィラーが均質であることがわかります。重合率も高く未重合のモノマーの残存が少ないので耐久性に優れています。
- 高強度・高耐久性を維持しながら、研磨性・耐摩耗性に優れているので質の高いかぶせ物ができる
- ブロックから切削加工するので、従来の硬質レジンのような重合歪とは無縁で適合が良好
- フッ素徐放フィラーが含まれているので虫歯になりにくい(長期的にフッ化物イオンを放出)
- 適度な摩耗性を持ち、相対する歯を傷めにくく、かみ合わせのバランスが崩れにくい
- 耐着色性に優れ、長期的に変色しにくく見た目のきれいさを維持できます
従来の歯科材料との特性比較
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2014年4月より小臼歯のかぶせ物(クラウン)のみ保険導入されたCAD/CAM冠ですが、自費診療では以前から存在した治療です。
患者様にお勧めできる良い治療なので、ぜひお試しください。
矯正歯科治療の診療日は、
木曜日が月2回、土曜日が月1回です。
午後診療になり、どの週かは不定です。
詳しくは診療カレンダーをご覧ください。
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